画力向上と作画速度UPを目的に、新作に取り掛かる前の1ヶ月間でキムラッキの人体ドローイングを模写してみました。
模写したのは全体の9割、残りの1割である『第五章:基本の技を踏まえてキャラクタのコンセプトを作る』は時間の都合上飛ばしています。(そろそろ次回作に取り掛からないと生活がやばい
それでもだいぶ筋肉の解像度は高くなったと思う。
正直、ラッキ先生が提唱する箱で人物を捉えるについてはいまだに???って状態なのですが(パースとか言われると突然思考停止するやつ)。
ラッキ先生のドローイングを始める前に、以前少しだけやっていて個人的に飲み込みやすかった『人体ドローイングの基礎 アナトミーからパースまで/パク・キョンソン』(下の画像右)という本の人体の図形化を併用してしまったので、邪道と言えば邪道。

だってキムラッキ先生の箱で捉えるがめちゃくちゃ難しかったから!
箱を使う描き方のサンプル数少なすぎて理解できなかったんだもの!!!!(言い訳
特に真ん中の箱は、ぐにゃぐにゃ変形しすぎて箱じゃなくてこんにゃくの間違いだろ!!!!と叫んでいました。
最終的には自分が納得のいく絵を描ければいいので、図形化も自分が分かりやすい方を選んだ方がいいってことよね。
下の画像は模写をしていたのにいつの間にか肩幅が己の好きな肩幅広雄になっていたの図

途中終わらない地獄に苦しんだけど、今までとんでもなく低かった筋肉に対する解像度がぐんぐん上がっていくのを感じるのはすごく楽しかったです。
ただ平面で筋肉の重なりとか起始・停止の位置を理解するのにはどうしても限界があって…。
あと時々筋肉の名称間違ってる?みたいなところもあったので、途中からチームラボさんが開発した医療関係者向けの解剖学のアプリ『teamLabBodyPro』も併用して筋肉を確認していました。



ラッキ先生の本としては、こういった解剖アプリで筋肉の名称と位置を確認しながら模写をするが最適解なんじゃないかなぁと思います。
上記アプリはサブスクで年額9800円とちょっとお高いんだけど、1ヶ月無料トライアルできるし。(解約し忘れに注意!
1ヶ月じゃ足りないって人は、昔から絵師の間で人気の「ヒューマンアナトミーアトラス」っていうアプリがおすすめかも。
買い切りだし、チームラボのアプリよりは安いので。
とは言っても私は使ったことないので、使用感とかは自分で色々調べてみてくださいね。
解剖アプリ高くて手がでね〜〜〜〜って人は、youtubeにあがってる筋肉の動きを解説する動画とかおすすめです。

動かしてみてやっと理解できることもあるよね!
というわけで今日はキムラッキの人体ドローイングを1ヶ月間模写してみた感想とかをまとめてみました。
個人的にはとても難しいしページ数多いからハードル高いと思うけど、でもやった分だけ筋肉好きになるので模写して損はないかなぁと思います。
箱で捉えるが難しそうな人は、もう少しイメージがつきやすいパク先生の本もおすすめなので合わせてチェックしてみてね。
おしまい。
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