自分用メモ|コマ割りの考察(編集中)

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自分がコマ割りに迷った時に見る用のページです。

感覚的にコマを割ることが苦手で、1ページのコマを考えるのに1日使ってしまうようなやつなので、

あらゆる書籍や動画を参考に、コマ割りの方法をまとめています。

現時点でたたきだいなので、文体めちゃくちゃ誤字脱字多めです。

見に来る人がいないと踏んで作ってるページなので、奇跡的にこのページ見つけた人には五体投地で謝っておく。

とりあえず参考にしている書籍・動画を先に紹介させてもらいます。

参考にした書籍や動画
*書籍:魂に響くコマ割り教室
*動画:真島ヒロ先生 ネームの書き方講座
*動画:ハルヒスキー先生 漫画の視線誘導に悩む人へ
*動画:ハルヒスキー先生 コマ割り方法

特に私は成人向けの漫画を描くのでハルヒスキー先生の漫画講座動画にはかなりお世話になっています。

いつもありがとうございます。

1ページに入れるコマの数

昔は4〜6コマと言われていたコマ数だけど、スマホという小さい画面で漫画を読む人が増えた昨今、メインのコマ数は3〜5コマがベストと言われています。

でもこれは多分媒体によって結構大きく異なりそうなので、自分が目指してる媒体に掲載されている漫画のコマ数を数えて平均値を出した方が良さげです。

例えばDL同人を書く場合、参考にするのは成人向け雑誌ですが、そういったエロ漫画はエロに関係ない描写はめちゃくちゃ小さいコマに収まっていたりします。

1P8コマとか平気でやる。

ハルヒスキー先生はそのコマをカットイン、補助コマと呼んでいて、メインのコマ数とは別物とおっしゃっていましたが素人目には区別がつかないので…。

某ネーム講座を受けた際、先生にコマ数について質問したことがあるのですが、その際には「コマ数ではなく文字の大きさがポイントだと思う」とおっしゃっていました。

ということで個人的には、文字を詰め込めすぎなければコマ数にはこだわらなくて良さそうというのが結論です。

コマ割りの基本

1ページあたりのコマ数の考え方はわかったけれど、じゃあ実際どうやってコマを配置していけばいいのか。

コマの割り方について、基礎的な考え方は真島ヒロ先生の動画で解説されています。

コマ割りはそのページの見せゴマが起点

コマ割りは、1ページを基準にして、そのページの中で一番見せたいコマ(見せゴマ)を基点に考えるのが良いらしい。

これは、下記の真島ヒロ大先生他さまざまな人がおっしゃっているコマわりの基本です。

他のコマはその見せたいコマへの繋ぎで、そのコマを引き立たせるためにいる存在と考えるのだそう。

また、その見せコマは、基本的に右上配置が良いとおっしゃっていました。

雑誌によっては見開き左上配置という場合もありますが(というか私が昔見た少女漫画には左上に一番目が行きやすいから左上って描いてた気がする)、スマホで漫画を読む昨今、1ページ単位で考えて右上でいいということだと思う。

もちろん優先すべきは話のテンポなので必ず右上である必要はないはずです。

でも、そもそもコマ割りがさっぱりダメだ〜っていう人は、

1.そのページで自分が一番描きたいコマを右上に配置してみる
2.そのコマの前後に必要であろうコマを書き足す
3.バランスを見て調整する

を繰り返せばいいのかな〜と思います。

最終的にはテンポの問題にもなってくるから強弱の調整が必要ってことよね。

見せゴマを縦にするか横にするか

魂に響くコマ割り教室曰く、縦コマは迫力を、横コマは滞在時間を演出する時に使用すると良いらしい。

もっとシンプルな考え方としてハルヒスキー先生は、

基本的には横コマで、人物をコマブチ抜きで見せたい時とか、縦に長いものを書く時に縦コマを使うといいかもとおっしゃっていました。

エロ漫画だと最初のヒロイン登場ページで縦ぶち抜きだったりするよね。

他に、ずっと横ゴマでリズムが単調になってしまった時とか、あるいはここぞ!という時に縦コマを差し込んでみるとインパクトがでるようです。

また、コマを斜めに切ってコマを斜めに切って迫力・動きをだすこともできるみたいです。

見せゴマの以外のコマサイズの考え方

見せゴマ以外のコマは、読者に伝えたい情報と、その情報の重要度で考えるといいようです。

コマが読者に伝えるべき情報とは?

まずは、そのコマで読者に伝えたい情報を考えてみます。

情報の具体的例を書き出すとこんな感じです

  • 主人公たちがいる場所や世界観=背景
  • 主人公の紹介=人物の全身+顔アップ
  • 登場人物たちの距離感や関係性=会話コマや人物位置の描写を俯瞰で
  • その人物の表情や感情=顔アップ

的な感じです。

こうして伝えたい情報を一つずつ書き出してみると、絵が見えてくる気がする。

次に、そのページにあるコマの重要度をランクづけしていきます。

コマサイズはそのコマに入る情報の重要度で考える

重要度というのは、そのページで読者に伝えたい情報の優先順位のことです。

例えば、冒頭1ページでは、その作品の主人公たちがいる場所はもちろん、世界観を伝えなければならないので最初の背景描写のコマは大きくなります。

逆に、すでに世界観がわかっている中盤の場面転換用の背景シーン(会社から自宅マンションへ帰る際のマンションの絵など)は、小〜中サイズのコマで表現したりします。

こんな感じで、コマの重要度を優先順位順に並べて、コマサイズを決めていきます。

こうするとあら不思議、コマ割りへの苦手意識が払拭されたような気がしませんか?

しませんね…。

多分これは慣れの問題です。

好きな漫画を参考に、このコマが読者に何を伝えたがっているのかを考えてみましょう。

一通りコマ割りができたら、次は間と省略を使ってコマのリズムを整えていきます。

間と省略でコマ数を調整する方法

足りない時は間を入れてみる

多い時は省略してみる

その他 コマ割りでできる演出 

コマとコマの間の空間で演出する時間経過

通常の漫画は、コマの間に上下5mm、左右の2mmの間隔があいています。

このコマとコマの間をゼロにしたり、斜めに切って両方のコマスペースにお互いのコマが食い込むことで、同じ時間のコマであることを演出したり、

逆に、隙間を大きくすることで、一定時間間隔が空いていることを演出したりできます。

※ただし斜めに切るコマは時間の他にもコマに動きを出すためとかに用いられたりと、それだけの意味ではないこともある。

ページの抜け感を作るタチキリ

タチキリとは、原稿用紙の断ち切り線まで描かれたコマのことです。

枠を外して余白をつかって大きく描くことで、そのコマを印象つける効果があるらしい。

見せゴマにはもちろん、場面転換の風景描写なんかにもよく使われている印象です。

曰く、空間の広がりがわかりやすいからなんだそうな。

確かに枠を外してタチキリで描かれたコマってなんだか伸び伸びしていますよね。

個人的には、全てのコマに枠線をしっかり使うより、1コマ枠を外してタチキリのコマを入れた方が抜け感が出て読みやすい気がします。

多分、このタチキリが少女漫画に多いのはこの”抜け感”とか”オシャレ感”を演出するためだと勝手に考えてみる。

逆に少年漫画は、少女漫画に比べてタチキリは少ない印象なので、この辺は自分の投稿雑誌に合わせて調整した方が良さげ。

迫力を出したい時のブチヌキ

***

動きやスピード感を出したい時の斜め割

***

補助コマ(カットイン)について

小さなコマを補助的に差し込む。補助コマ

カットイン。基本の小回りに補助する目的(快楽天だと人物の表情がこれにあること多い)

メインの5〜6コマ以外のコマのことを言ってるのかな。

チャットGPT4oに聞いた回答

最後に、チャットGPTに聞いたコマ割りの方法も記載しておきます。

コマ割りに関しては、以下のポイントを考慮するとスムーズに行えるかもしれません:

ストーリーフローを明確にする:まず、シーンやセリフが何を伝えたいのか、どんな感情や動きが重要かを明確にしてください。それに基づいて、大事な部分は大きなコマを使い、細かい部分は小さなコマで表現すると良いです。

ページのリズムを考慮する:読者がページをめくるタイミングでどんな情報を与えるか、どこでサプライズや転換点を持ってくるかを考えてみてください。クライマックスや重要なセリフは右ページの最後のコマに配置すると効果的です。

視線誘導を意識する:読者の目を自然と次のコマへと導くレイアウトを心がけてください。キャラクターの視線や動き、セリフの流れを利用して視線を誘導します。

動きのあるシーンと静かなシーンのバランスを取る:アクションが多いシーンでは動きを強調するために斜めのコマ割りを使うと、静かなシーンでは正方形や縦長のコマを使うと情緒が伝わりやすいです。

テストとフィードバック:いくつかのコマ割り案を試してみて、友人や他のクリエイターにフィードバックを求めると良いでしょ

 

もしかしたらこのChatGPTの回答がストンと落ちる人がいるかもしれないので…。

最後に 現時点での私のコマ割り方法

DL同人を4作品配信した私の現在のコマ割り方法は、そのコマに入れる絵に合わせてコマサイズを決めるというものです。

例えばヒーローが手を伸ばしてヒロインを掴もうとする描写の時、手を名いっぱい描きたいので横長にするとか。

描きたい絵が入る向きでコマを調整している。

サイズはそのコマの重要度に左右される感じです。手を大きく見せたいなら大きく隠し、小さくて良いなら小さく描くみたいな感じ。

あとはまだ感覚。

右ページの見せゴマを固定したら、前ページはその助走。

見せゴマへのフリである絵やセリフを並べて、それをそのページに収まるようにコマ数や枠を調整するって感じです

結局真島ヒロ先生の「見せゴマを決めてあとはそのコマへのフリで調整する」が自分の中での真理になりつつあるの恐ろしいです。

最初に見せゴマを固定してしまうので、コマ数が足りないな…ってなったり、

逆にこのページコマ多すぎるな…ってなることも全然あるんですけど、それは今後改善していけらいいなと思っています。

そのためのステップとして好きな漫画のネーム模写を目論んでいるんだけど、最近Webtoonしか読んでないのでジャンルが違いすぎる〜〜〜!

早くこのコマはこの演出だからこういうコマ!みたいなロジカルに考えられる人間になりたいです。

おしまい

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